店舗イメージを良くして他社と差を付けて得られる3つの魅力的効果

「ブランディング」この言葉を聞いたことがある方はたくさんいると思います。例えば「アップル」や「Google」など社名を聞いただけで、信頼感や期待値が上がる。これは多くの方が実際に経験したことがありますよね。この強力な「ブランディング」を少しずつでも自社に反映していければ、集客でも求人でも効果に確実に差が出てきます。

そこで、この記事では目に見えないブランディングを向上させる方法のひとつをお伝えします。

そもそも「ブランディング」の定義はなんですか。

誰もがその会社の名前を知っている、ロゴを一目みただけでどんな会社か想像できる。これらもブランディングの成せる業です。もっと簡単な言い方をすると「顧客があなたに対してとても良いイメージを持っていること」と言い換えることができます。顧客のイメージはもちろん目に見えないし、形もないので、明確に計ることはできませんが、例えば「ギターを買うならギブソンがいい!」「スマートフォンを買うならiPhoneがいい!」などが身近で感じることができるのでないでしょうか。この潜在イメージが高ければ高いほど、競合が同じような内容のメニューを出していても顧客の購買行動を獲得しやすくなる。当然そうなられ、集客であっても、求人であっても、他社との差別化が図ることができます。ブランディングは競合の多い業態・店舗の中で生き残っていくための必須能力であり、アドバンテージとなります。

なんでそんなにイメージが大切なのか

「どうせうちの店舗では大手のイメージを超せるわけがない」そういうお声もよく聞きます。もちろん地域や業態で一番のブランディングを築くことができれば、競合に対しての差別化は文字通り「抜群」なので理想的ではありますが、ブランディングを築いていくためには、日々の小さな積み重ねでしかありません。当然、短期でできるもでもありません。

しかし、ブランディングを意識せず「安売り」や「値下げ」を頻繁に行い、価格競争真っただ中の店舗を顧客が見たときに考えることは「別に今買わなくてもまたすぐ安くなるから、その時にまとめて買えばいいや…」これです。それでも、ほかでいいものがあれば当然買うんですけど…
悪い値下げがループしてしまうことほど怖いことはなく、悪循環から抜け出すにはそれなりのダメージを受けてしまう。

そうならないように、毎月のキャンペーンの打ち出し方や、ホームページやチラシのデザイン・写真を「お客様が見たときにどう思うのか」を意識して制作していく必要があります。

実際にブランディングが形成されると何が起こるのか

大手ほどではないにしても、あなたの店舗を知っている人に良いブランディングを構築することができると、何がどう変化するかというと、大雑把ですが下記の3つが目立つ効果として実感できると思います。

  • 増収効果
  • 例えば美容室の場合、「普段から安売りのトリートメントをキャンペーン価格3,000円で出しているA社」と「いつもは10,000円するけど、今だけキャンペーンで7,000円のB社」であれば、髪のダメージに悩んでいる人の8割はB社にトリートメントをお願いしますよね。

    その理由は「B社のトリートメントは高くてできないけど、きっといいやつなんだろうな」この顧客心理が働いているからです。普段から値引きばかりしているA社では、安かろう悪かろうとはまではならずとも、B社の様なイメージを形成することができず、結果値段はより安いですが、お客様はB社に来店してしまいます。
    内容はほぼ同じサービスでも、普段からのブランディング効果はここぞという時に効果を発揮するし、このタイミングで顧客に満足してもらえれば、かなりの確率でリピーターになっていただける。

  • 費用対効果アップ
  • さきほどのA社とB社ですが、まったく同じ数のお客様が同じ時間来店したと仮定します。10人来店した場合、売り上げはA社30,000円B社70,000円となります。(現実はそこまで単純でないですが)しかし一番の差はこの70,000円ではなく、再来店してくれたお客様が何人いるかで大きく差が開きます。なぜならB社の2回目の単価は10,000円になるからです。もちろんトリートメントでの来店なので、そのあとにパーマやカラーが追加で入ることだって十分考えられます。A社の場合は恐らくB社よりも新規獲得数は多いかもしれませんが、定着率は低く、少しでも値段を上げようものなら、お客様はきてくれなくなっています。なぜならすでに安いというイメージがついているので、また安くなったときに行けばいいやと思われてしまうからです。

    顧客生涯価値(LTV)をお客様ひとりひとりでしっかりと見極め、キャンペーンを打ち出すタイミングと内容で、地域一番でなくとも、好印象と期待を持ってもらう必要があります。

  • 採用時のアドバンテージ
  • 集客と並んで店舗の課題に上がってくるのが「求人」ですね。この時も当然ブランディングの影響は顕著にでてきます。集客と比べるとよりわかりやすいですが、求職者は「どんな場所でだれとどんな風に働いていくら稼げるのか」にとても敏感です。いつも安売りしているイメージと、高級そうで信頼感のあるイメージの2社間であれば、比べる余地もなくなりますよね。

まとめ

お客様が来店しなくなる恐怖によって、値引き競争に巻き込まれている店舗であれば、どんな広告を使って集客をしても、中長期的にはうまくいかない可能性が非常に高くなります。その逆に、しっかりと戦略の練って作られたキャンペーンを打ち出し、来店数が多少減っても無理な値下げをしていない店舗の場合、質の高いお客様が自然と集まり、口コミも増えることが考えられるので、相乗効果が期待できます。

上記の3点がブランディングを日々意識する理由になりますが、具体的には毎日の業務のなかで何をすれば、ブランディングを形成することができるのか、についてはまた別の記事で書いていきます。まずは、顧客1人を獲得するためにいくら使っていて、そのうち何割が定着客として残ってくれているのかを確認し、ご自分の店舗が上記のA社とB社どちらなのかを確認してみましょう。